「ファイト・クラブ」原作者が続編に着手
2013年7月29日 16:00
[映画.com ニュース] デビッド・フィンチャー監督とブラッド・ピットの代表作のひとつで、カルト的な人気を誇る映画「ファイト・クラブ」(1999)の原作者チャック・パラニュークが、同作の続編に着手していることが明らかになった。パラニューク自身がサンディゴで開催されたコミコンで発表した。
96年に刊行された「ファイト・クラブ」は通常の長編小説だったが、続編はグラフィックノベルの形式をとるという。舞台設定は前作から10年後。映画でそれぞれエドワード・ノートン、ブラッド・ピット、ヘレナ・ボナム・カーターが演じた語り手(ジャック)、タイラー・ダーデン、マーラの主要キャラクター3人のその後が描かれ、“子どもの誘拐”がプロットに盛り込まれる。
なおパラニュークは、ファンサイトへの投稿を通して、「ファイト・クラブ」続編はまだ初期段階にあり、具体的な出版社も決まっていないが、早ければ2015年前半には発表できるかもしれないと語っている。