三谷幸喜監督、憧れのフランシス・フォード・コッポラ監督と初対面!
2013年10月16日 21:16

[映画.com ニュース] 初の時代劇映画「清須会議」を完成させた三谷幸喜監督が10月16日、都内で行われた第25回高松宮殿下記念世界文化賞の受賞式典に招待され、映像・演劇部門で受賞したフランシス・フォード・コッポラ監督と初対面を果たした。
三谷監督は、「清須会議」で衣装を手がけている黒澤和子氏とともに会場入りした。コッポラ監督と親交の深い黒澤氏が「いま一緒にやっている監督がコッポラさんの大ファンなので、紹介します」と声をかけたことで対面が実現。三谷監督は緊張した面持ちで握手を交わしたが、その後は持参した「ゴッドファーザー」の写真集にサインをねだっていた。
憧れの人物との邂逅に、三谷監督は「『ゴッドファーザー』は完ぺきな映画。僕の映画のバイブルです。お会いできて光栄です。大きな方でした(笑)」と感慨無量の様子。さらに、「コッポラ監督はもともと脚本家から監督になった方なので、同じ脚本家として尊敬していますし、参考にもしています。脚本の書き方を聞きたかったですね」と目を輝かせた。
「清須会議」は、三谷監督が17年ぶりに書き下ろした小説を自ら脚色し、本能寺の変で織田信長が死去した後、家臣の柴田勝家と羽柴(豊臣)秀吉らが後継者を決め、日本史上初めて合議によって歴史が動いたとされる清須会議の全貌を描く。役所広司、大泉洋、佐藤浩市、小日向文世、妻夫木聡、寺島進、伊勢谷友介、鈴木京香、中谷美紀、剛力彩芽、坂東巳之助、松山ケンイチらが豪華な面々が出演している。11月9日から全国で公開。
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