ワケあり一家がマフィアと壮絶バトル!「マラヴィータ」予告編解禁
2013年10月4日 10:00

[映画.com ニュース] 10月22日に開催される東京国際映画祭でのジャパンプレミアに合わせて、ロバート・デ・ニーロの来日も決定している「マラヴィータ」の予告編が解禁となった。
同作は「レオン」のリュック・ベッソンが監督・脚本を手掛け、主演にデ・ニーロ、製作総指揮にマーティン・スコセッシという「タクシードライバー」「グッドフェローズ」を生んだ、ハリウッド屈指の黄金タッグとコラボレーションを果たしたエンタテインメント作。FBI証人保護プログラムを適用された元ニューヨークマフィアのボス一家が、引っ越し先のフランスの片田舎で繰り広げる騒動と、居場所を突き止めた刺客との戦いをブラックユーモアとスリル満載で描く。
今回の予告編では、一家の主フレッドの泣く子も黙るニューヨーク時代のシーンが増加。「グッドフェローズ」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」「アンタッチャブル」など、数々のマフィア、ギャング映画で鳴らしてきたデ・ニーロのすごみを改めて感じさせる。その後は、ミシェル・ファイファー、ディアナ・アグロン(「glee グリー」)らが演じる家族全員がただ者ではないことがわかるシーンが連続。テニスのラケットで同級生を殴り倒す長女、スーパーを爆破してしまう妻の“ワケありぶり”が、「人志松本のすべらない話」「嵐にしやがれ」のナレーションでおなじみの声優・若本規夫のナレーションによって強調される。そして終盤には、殺し屋たちとの壮絶なガンファイトも。マフィアのような奇想天外な“ファミリー”が本物のマフィアに立ち向かうという、今作のシリアスさとユーモアのブレンドが強く伝わるものとなっている。
また、ベッソン監督が「『ゴッドファーザー』や『グッドフェローズ』を見て育ったんだ」と語っている通り、今作にはマフィア映画へのオマージュがたっぷり。予告編の最後に登場する、フレッドが「いい映画だろ?」とトミー・リー・ジョーンズ扮するFBI捜査官スタンフィールドに話しかけるシーンは、マフィア映画ファンなら爆笑せずにはいられない場面の一部だ。
「マラヴィータ」は、11月15日より全国公開。
(C)EUROPACORP - TF1 FILMS PRODUCTION –GRIVE PRODUCTIONS Photo : Jessica Forde
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