【全米映画ランキング】「インシディアス」の続編がV。デ・ニーロ&スコセッシの新作は2位に
2013年9月17日 22:00

[映画.com ニュース] 2本の新作が上位を独占した先週末の全米ボックスオフィスは、13日の金曜日に合わせて公開されたホラー「Insidious: Chapter 2」が、9月公開作では歴代2位となるオープニング興収約4100万ドルの好記録で、見事首位デビューを飾った。
同作は、「死霊館」の大ヒットも記憶に新しい、ジェームズ・ワン監督&パトリック・ウィルソン主演による大ヒットホラーの第2作。どこに引っ越しても呪われているランバート一家の父親ジョシュ(ウィルソン)は、その原因を探るため、自らの幼少時代の調査を始めるが……。レビューは賛否が半々となったが、製作陣はこの大ヒットを受けて、早くも第3作の製作を発表。だが、監督のワンは「『死霊館』とこの映画が、自分のホラー映画最後の2作品となる」と発言しているため、3作目は違う監督がメガホンをとることになりそうだ。共演はローズ・バーン、バーバラ・ハーシーに、脚本も書いた「ソウ」シリーズのリー・ワネル。
約1400万ドルのオープニング興収で2位デビューとなったのは、ロバート・デ・ニーロとマーティン・スコセッシが久々にコンビを組んだアクションコメディ「マラヴィータ」。コンビといっても今回スコセッシはエグゼクティブ・プロデューサーで、メガホンをとったのはリュック・ベッソン。ニューヨーク・ブルックリンで好き放題やってきたマフィアのフレッド(デ・ニーロ)は、マフィア同士の諍いが原因でFBIの証人保護プログラムを適用され、北フランス・ノルマンディの田舎町へと移住させられることに。その田舎町で静かに暮らすはずだったフレッド一家だが、生来の荒っぽい気性のためか静かな生活などは出来ず、やがて敵対していたマフィアに居所が知られてしまい、送り込まれてきた殺し屋たちとフレッド一家の戦争が始まるというストーリー。映画史に残る名コンビの久々のコラボレーションで、しかもジャンルはマフィアものだったが、レビューは賛否が半々。10月中旬以降から公開されるヨーロッパ市場での成績が気になるところだ。共演は、フレッドの妻マギーにミシェル・ファイファー、娘のベルにTVシリーズ「Glee」のダイアナ・アグロン、そして8年間フレッドを監視し続けるFBI捜査官スタンスフィールドにトミー・リー・ジョーンズ。
3位は前週首位のビン・ディーゼル主演「Riddick」。10日間の累計興収は約3100万ドル。5000万ドル到達はかなり厳しくなってきた。また、4位の「ザ・バトラー(原題)」は公開1カ月で累計興収を1億ドルとした。
今週末は、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた傑作悲劇「灼熱の魂」(2010)のドゥニ・ビルヌーブ監督のハリウッドデビュー作「Prisoners」(ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホール、ポール・ダノ、ビオラ・デイビス、マリア・ベロ、テレンス・ハワード出演)に、国際ダンス大会の優勝を目指す少年たちとコーチの奮闘を描いたジョシュ・ホロウェイ(TVシリーズ「LOST」)主演の青春ドラマ「Battle of the Year」が公開となる。
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