【国内映画ランキング】「風立ちぬ」がV8。「キャプテンハーロック」は2位デビュー
2013年9月10日 17:30

[映画.com ニュース] 9月7~8日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。2020年の東京オリンピック開催が決定し、大いに沸いた週末、映画興行は「風立ちぬ」が8週連続で首位を守った。
「風立ちぬ」の週末2日間の成績は、動員が34万6103人、興収が4億5576万1200円と、前週比で134.5%(興収で比較)という異例の伸び率。これはひとえに、宮崎駿監督の引退宣言と、それを正式発表するために行われた記者会見の影響だと言えよう。累計興収は97億7319万2800円となっており、今週末にはついに100億円に達する勢い。
ちなみに、8週連続首位という記録だが、最近では09年末から10年にかけて「アバター」が記録した9週連続に次ぐもの。宮崎駿監督作品では、01年の「千と千尋の神隠し」が11週連続、04年から05年にかけて「ハウルの動く城」が9週連続で首位を記録したのに次ぐ成績だ(「もののけ姫」以前の作品は記録がない)。
新作は1本だけ。2位に「キャプテンハーロック」がランクインしたのみ。オープニング週末2日間の成績は、動員が9万0692人、興収1億3396万9750円。もう少し積みたかったところだが、最終兵器を繰り出してきた「風立ちぬ」に思いがけず客を奪われたか。最終的に興収10億円はクリアしたい。
以下、続映作品の中では、6位の「映画 謎解きはディナーのあとで」が堅調だ。累計動員は260万人、興収は30億円を突破し、今年の夏休み映画の上位5傑に入るのが確実だ。
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