チェン・カイコー、東京国際映画祭コンペ部門審査委員長に!
2013年8月28日 09:00

[映画.com ニュース] 中国映画界の名匠チェン・カイコー監督が、第26回東京国際映画祭(10月17~25日)のコンペティション部門審査委員長を務めることがわかった。カイコー監督は、「優れた映画を見逃すことなく賞を授与し、若い映画人たちには、さらに良い作品を撮るよう励ましていきたいと思います」とコメントを発表している。
カイコー監督は北京電影学院監督科出身で、卒業後の1984年に「黄色い大地」で監督デビューを果たしている。チャン・イーモウらとともに、中国映画界における“第五世代”と呼ばれ、93年にはカンヌ映画祭で「さらば、わが愛 覇王別姫」が中国映画史上初となるパルムドールを戴冠している。
東京国際映画祭ともゆかりが深く、第6回では「さらば、わが愛 覇王別姫」が特別招待作品として上映され、第21回では世界で活躍する映画人としての功績を称え、黒澤明賞を受賞している。
今回の審査委員長に際しては、「本当に優れた映画というのは、いつの時代もほんの一握りに過ぎません。映画を産業として考える場合、求められるのは『優れた映画』ではなく『売れる映画』です。とはいえ、個性のある、人の心を打つ映画は、どんなことをしても世に出てきます。なぜなら人生とは、人を感動させるものだから」と話している。
10月17~25日に開催される第26回東京国際映画祭は、オープニング作品がトム・ハンクス主演「キャプテン・フィリップス」(ポール・グリーングラス監督)、クロージング作品が三谷幸喜監督の最新作「清須会議」に決定。ディレクター・ジェネラルを務める椎名保氏は、次年度以降にアニメ作品へ注力していくことを言明している。
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