反オバマ映画「2016 Obama’s America」続編が2014年公開
2013年3月19日 11:15

[映画.com ニュース] 反オバマ映画として知られる政治ドキュメンタリー映画「2016 Obama's America」を手がけた製作陣が、続編を準備していることが明らかになった。ハリウッド・レポーター紙が報じた。
同作は、保守派の論客として知られるディネシュ・デスーザが、自らの著書を下敷きに映画化した作品で、バラク・オバマ大統領を歪んだ政治観を持った危険人物として弾劾している。製作費わずか250万ドル(約2億5000万円)の作品ながら、白熱する大統領選挙期間に共和党支持者の間で人気を呼び、全米興行収入3350万ドルの大ヒットとなった。
新作のタイトルは「アメリカ」で、自国を圧政的な国と見なすオバマ大統領に対し、アメリカの偉大さを示すことが新作の狙いだと、デスーザは説明。アメリカ史の偉大な出来事を振り返りつつ、フランク・キャプラ監督の名作「素晴らしき哉、人生!」をモチーフに、アメリカが存在しなかった場合、世界はどうなっていたか仮定するシナリオを描くという。
オバマ大統領の再選を阻むことができなかったデスーザだが、新作「アメリカ」は14年の中間選挙前に公開することで、共和党議席の大幅獲得を狙っているようだ。
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