スギちゃん、俳優に転向？「西田敏行さんと共演したい」

「マトリックス」のラナ＆アンディ・ウォシャウスキー、「ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクバの3人の監督が共同でメガホンをとり、デビッド・ミッシェルの同名小説を映画化。ハンクス演じる悪人として始まったある男の人生が、いくつもの時代や空間を超えていくうちにやがて人類の生き残りをかけた最後の望みとなっていく姿を、SF、アクション、ミステリー、ファンタジーなどさまざまなジャンルを交えて描き出す。共演にハル・ベリー、ヒューゴ・ウィービング、ペ・ドゥナ、スーザン・サランドン、ヒュー・グラントら各国から豪華キャストが結集した。

“ワイルドキャラ”でブレイクしたスギちゃんだが、「人間は善悪の判断がつかずに過ちを犯してしまう。感銘を受けた。最初はスケールがでかくて難しい内容かなと思ったけど、色々な思いが詰まった映画。思い続ければ思いは成就する気がした」と真剣な面持ち。MCにキャラを忘れていることを指摘されると、「それくらいヒットさせたい気持ちが強くなってきた」とPRに努めていた。

スギちゃんはハンクス同様、“ゴールド”や“マイルド”など6つのキャラクターに扮した画像を紹介。本作では過去・現在・未来と時代が交錯していくが、スギちゃん自身は「前世もスカートめくりばかりしていたと思う。やめられないので来世もするでしょうね。変わらずドスケベ」と開き直り。さらに、「来世でお笑い芸人にはなりたくない。オーディションを審査する側になって、『これ売れると思ってるの？　新しいと思ってるの？』と言ってやりたい」と日頃の恨みを晴らそうとしていた。

「クラウド アトラス」は3月15日から全国で公開。