【第85回アカデミー賞】クリストフ・ワルツ、タランティーノ監督作で2度目の助演男優賞!
2013年2月25日 10:52
[映画.com ニュース] 第85回アカデミー賞の授賞式が2月24日(現地時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、クエンティン・タランティーノ監督作「ジャンゴ 繋がれざる者」(3月1日公開)に出演したクリストフ・ワルツが、助演男優賞を受賞。ワルツは、タランティーノ監督作「イングロリアス・バスターズ」(2009)でも同賞を手にしており、再タッグで2度目の栄冠に輝いた。
ワルツは、「イングロリアス・バスターズ」で演じた狡猾なナチス将校を筆頭に、「グリーン・ホーネット」(10)、「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」(11)など個性的な悪役で、独特の存在感を放っている。今作では、元歯科医の賞金稼ぎキング・シュルツという奇抜な役どころに挑んだ。
「ジャンゴ 繋がれざる者」は、南北戦争直前のアメリカ南部ミズーリ州を舞台に、シュルツの手によって奴隷から賞金稼ぎへと転身したジャンゴが、生き別れた妻を助け出すため、極悪非道な奴隷商人カルビン・キャンディに挑む。ワルツをはじめジェイミー・フォックス、レオナルド・ディカプリオらが出演し、タランティーノ作品史上最大の全米ヒットを記録した。助演男優賞をはじめ作品賞、脚本賞、撮影賞、音響編集賞の5部門にノミネートされた。