3Dのその先、コロナ「4DX」を日本初導入
2013年2月11日 21:00
[映画.com ニュース] コロナは、最新の劇場上映システム「4DX(フォーディーエックス)」を日本初導入する。中川コロナシネマワールド(名古屋市)の全12スクリーンのうち、1スクリーンに5月から導入予定。以降は福井(福井県)、福山(広島県)などで順次導入を予定している。
4DXは、3Dのその先「体感型(4D)」を演出するためのシステム。韓国のCJ 4D PLEX社が開発した。4DXで上映される作品は五感を刺激し、観客は映画に深く入り込むことができる。同社は、映画館離れを背景に、作品の良し悪しに関係なく「映画館でなければならない」「映画館でなければ面白くない」といった環境の整備が必要だと判断、4DX導入を決めた。
具体的効果としては、まずシートが挙げられる。映画のアクションシーンなどと完璧にリンクし、前後、上下、左右に可動する。可動域も広い。背中と尻の部分には振動(叩き)装置が搭載される。シートは4席が1セットとなる。
また、座席の背の部分に3つ、前列シートの背面に1つ、劇場の壁面に複数のファンを設置。それらによる風の効果、ミストによる水の効果、何種類もの匂いの効果、フラッシュによる光の効果、他にも天井から一斉に降り注ぐシャボン玉による効果など、様々な演出効果を体感できる。同社は、4DXを通じて、臨場感あふれる「映画そのものの感動、素晴らしさ」を体験してもらえると考えている。
上映作品について、初年度は年間12タイトルを4DXで上映予定。現在、メジャースタジオとの協力関係のもと、多くの洋画が4D化されている。こうした作品は、4DX専用の短編作品ではなく、また過去作を4D化するものでもなく、一般的な新作映画を4D化して新作公開と同時期に上映される予定。本国韓国では2010~12年に、「ホビット 思いがけない冒険」「リンカーン」「アベンジャーズ」など60作品が4DX作品として上映された。4DX作品は2Dおよび3D対応で、別途料金が発生する(料金未定)。(文化通信)
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