綾瀬はるか、大河始動に「胸が高鳴る」 来年放送「八重の桜」第1話完成
2012年12月11日 16:02
[映画.com ニュース] 女優の綾瀬はるかが12月11日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた来年放送の大河ドラマ「八重の桜」の第1回完成披露試写会に出席した。今年9月のクランクイン後、約3カ月を経ての初回完成を受け「いよいよ始まるという感じで、胸が高鳴っています。これからも全身全霊で演じ、より多くの方に愛されるドラマになれば」と大河の本格始動に、決意を新たにしていた。
同志社大を創設した新島襄の妻で、日本初の篤志看護婦として日清戦争、日露戦争に同行した“日本のナイチンゲール”新島八重(綾瀬)の生涯を描く大河ドラマ52作目。朝ドラ「ゲゲゲの女房」で知られる山本むつみが脚本を手がける。
会見には、綾瀬をはじめ、八重の兄・山本覚馬を演じる西島秀俊、八重の幼少期を演じる子役の鈴木梨央ちゃんが出席。現在は主に山本家をめぐるエピソードが撮影されているといい、綾瀬は「現場に西島さんがいらっしゃると、自然と家族の空気になる。私自身も西島さんの演技を感じることで、スッと八重の気持ちに入っていける」。一方、西島は「山本家はすごく雰囲気が良くて、もうみんなで食事に行ったりするほど。僕にとって、今や綾瀬さんは八重なので、今日この場で硬い口調で話している綾瀬さんはすごく違和感がありますね(笑)」と兄妹愛をアピールした。また、梨央ちゃんは「綾瀬さんは大好きな女優さんで、あこがれ。私もいつか綾瀬さんみたいになりたい」と目を輝かせ、綾瀬と西島の笑顔を引き出していた。
ドラマには新島襄を演じるオダギリジョーをはじめ、長谷川博己、剛力彩芽、黒木メイサ、西田敏行、風吹ジュン、長谷川京子、綾野剛、玉山鉄二、中村獅童、吉川晃司、秋吉久美子、生瀬勝久、反町隆史、貫地谷しほり、降谷建志、市川染五郎、松方弘樹、小栗旬、奥田瑛二ら豪華キャストが顔をそろえる。
NHK大河ドラマ「八重の桜」第1回「ならぬことはならぬ」は、2013年1月6日に放送される(初回のみ73分拡大版)。
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