特撮短編「巨神兵東京に現わる」、「ヱヴァ:Q」と同時上映決定
2012年11月9日 23:00
[映画.com ニュース] 11月17日から公開される庵野秀明監督の最新作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の同時上映作品として、スタジオジブリ製作の特撮短編「巨神兵東京に現わる 劇場版」が上映されることがわかった。9日、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 TV版」が放送された日本テレビ「金曜ロードSHOW」の番組内で明らかにされた。
「巨神兵東京に現わる」は、東京都現代美術館で開催された展覧会「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」(2012年7月10日~10月8日)の展示映像として製作された特撮短編映画。宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」に登場し、当時アニメーターだった庵野監督が原画を手がけたことでも知られる巨神兵を主役に、ミニチュア特撮の魅力と面白さを短い時間の中に凝縮して作られた一編だ。庵野監督とスタジオジブリの鈴木敏夫氏が製作プロデューサーを務め、「のぼうの城」「ローレライ」の樋口真嗣監督が手がけた。
ジブリの鈴木プロデューサーが「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」との同時上映を提案。庵野監督がそれに応えるかたちで同時上映が実現した。展覧会で上映されたバージョンに映像・音声の調整を加え、上映時間10分7秒の「劇場版」として上映される。