ベン・アフレック監督最新作「アルゴ」、トロント国際映画祭でワールドプレミア
2012年8月22日 12:00

[映画.com ニュース] 「ゴーン・ベイビー・ゴーン」「ザ・タウン」で映画監督としての才能をいかんなく発揮したベン・アフレックの監督&主演最新作で、“CIAの人質救出作戦が、ウソの映画を製作することだった”という驚きの実話の映画化「アルゴ」が、9月7日(現地時間)に開幕するトロント国際映画祭で全世界にお披露目されることがわかった。
トロント国際映画祭でのワールドプレミア上映には、監督と主演を務めたベン・アフレックをはじめ、アラン・アーキン、ジョン・グッドマン、ブライアン・クランストンらキャストと製作陣がレッドカーペットに登場するほか、劇中でアフレックが演じた実在の元CIAエージェントであるトニー・メンデス氏の出席も予定されている。
「アルゴ」は、1979年11月、イラン革命が激しさを増すテヘランで実際に起こったアメリカ大使館人質事件を題材に、CIA救出作戦のエキスパート、トニー・メンデス(アフレック)による6人の大使館員救出の模様を描くサスペンス。18年もの間アメリカが最高機密として秘匿してきた救出作戦の内容が、“ウソの映画製作の企画をでっち上げ、6人の大使館員をロケハンに来たカナダの映画クルーに仕立てて出国させる”ことだったという映画さながらの真実を、当時の様子そのままに描出することでも話題を集めている。
過去2作では、出演者をアカデミー賞ノミネートに送り出したアフレックだが、今作では自らがノミネートに名乗りを上げることがかなうのかに注目が集まる。過去にトロント国際映画祭で観客賞を受賞した「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデスや、「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル、「英国王のスピーチ」のトム・フーパーがアカデミー賞監督賞を受賞しているだけに、「アルゴ」の評価から目が離せない。
「アルゴ」は、10月26日から全国公開。
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