ディズニーランド舞台の映画「マジック・キングダム」にピクサー全面協力へ
2012年7月29日 21:45

[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニーが数年前から企画している、同社のテーマパーク「ディズニーランド」を舞台にした実写映画「マジック・キングダム(原題)」。そのメガホンをとるジョン・ファブロー監督(「アイアンマン」シリーズ)が、米CraveOnlineとのインタビューでプロジェクトの進捗状況を語った。
これまでも「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「ホーンテッドマンション」など、ディズニーランドの人気アトラクションを映画化した例はあるが、今回は同園全体がテーマになる。約2年前にファブロー監督の起用が発表されて以来、ほとんど動きがなかったが、ゆっくりと着実に進行しているようだ。
大筋としては、ディズニーランド内に滞在するある一家の冒険を描くファンタジーアドベンチャーだが、ファブロー監督は「ディズニーとディズニーランドのキャラクターやアトラクションが総登場するような、特別な映画になる」と明かす。
さらに、ストーリーを練るにあたって、ファブロー監督はピクサー・スタジオの“ブレーン”の協力をあおいでいるという。「脚本を書いたら、それを持ってピクサーに出かけ、ブレーンのフィードバックをもらいながら、ピクサーのアニメを作るようにストーリーを構築していくんだ」。周知の通り、ピクサーといえばストーリー構築に長い時間をかけること、そしてそのストーリーテリングのすばらしさで知られる。ちなみに本作の脚本には、「ジョン・カーター」のマイケル・シェイボンもかかわっている。
ファブロー監督は「とにかくこの作品は完璧なものにしたい。そのために時間をかけている」と、本作に対して並々ならぬ意欲を燃やしている。同監督については先日、ブロードウェイミュージカル「ジャージー・ボーイズ」の映画化企画のメガホンをとることも決定したばかり。おそらく「ジャージー・ボーイズ」のほうが先に撮影に入るものと見られており、入魂の一作「マジック・キングダム」は楽しみに待つしかなさそうだ。
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