S・キング「十時の人々」を「チャイルド・プレイ」トム・ホランド監督が映画化
2012年6月10日 08:00

[映画.com ニュース] モダンホラーの巨匠スティーブン・キングの短編小説「十時の人々(The Ten O’Clock People)」を、「チャイルド・プレイ」「フライトナイト」で知られるトム・ホランド監督が映画化することになった。
1993年に発表された「十時の人々」は、キングの短編集「Nightmares and Dreamscapes」におさめられた1編(邦訳は文春文庫「メイプル・ストリートの家」所収)。嫌煙の進む90年代のボストンを舞台に、タバコをやめられないでいる主人公ブランドンが体験する恐怖を描く。当時、禁煙に苦しんでいたキング自身の姿が反映されている作品だという。
ホランド監督は、95年のTV映画「ランゴリアーズ」と96年の「スティーブン・キング 痩せゆく男」でキング原作を映像化しており、本作が3度目。長編映画でメガホンをとるのは「痩せゆく男」以来、実に16年ぶりとなる。本作では脚本も手がけ、舞台は現代に変更される。今夏のクランクインを予定。
ここのところ、ハリウッドでは何度目かのキングブームが巻き起こっており、大長編「ザ・スタンド」「ダーク・タワー」の映画化企画のほか、「キャリー」や「ペット・セメタリー」のリメイクも進行中。また、「ローズ・マダー」や短編「入り江(The Reach)」の映画化企画も発表されている。
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