フライトナイト

劇場公開日:

解説

住宅地に引っ越して来た吸血鬼と隣家の少年の対決を、コミカルに描くホラー映画。製作はハーブ・ジャッフェ。監督・脚本は「サイコ2」の脚本を執筆したトム・ホランドで、これが監督第1作。撮影はジャン・キーサー、音楽はブラッド・フィーデル、特殊ヴィジュアル効果製作はリチャード・エドランドが担当。出演はクリス・サランドン、ウィリアム・ラグズデールなど。ドルビー・ステレオ。

1985年製作/アメリカ
原題:Fright Night
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1985年11月2日

ストーリー

チャーリー(ウィリアム・ラグズデール)は17歳のごくごく普通の高校生。ガール・フレンドのエイミー(アマンダ・ビアース)が、TVの恐怖番組「フライト・ナイト」に夢中で彼の青春の欲望に答えてくれないのが悩みの種だ。ある夜、隣家に越して来た2人組が、棺のようなものを車の中に押し込んでいるのを目撃。翌夜、チャーリーは女性の悲鳴を聞いた。そして次の夜、隣家の窓に裸の男女を見た。男の指の異常な長さ、男はいきなり美女ののどくびにかみついた。男は吸血鬼だと悟ったチャーリーは、エイミーや悪友のエド(スティーブン・ジョフリーズ)に話すが、信じてもらえない。警察にかけ込み、刑事(アート・J・エヴァンス)と一緒に隣家を訪ねるが、若い男ビリー(ジーナサン・スターク)に一笑にふされ、刑事も呆れ果てて帰ってしまう。吸血鬼はその家の主人に招かれないと家に入れないという言い伝えを思い出し、家へもどると母親のジュディ(ドロシー・フィールディング)が、その男ジェリー(クリス・サランドン)を招いていた。夜、ジェリーが彼に襲いかかって来たが、危うく難を逃れた。チャーリーは「フライト・ナイト」のホスト、ヴィンセント(ロディ・マクドウォール)を訪ねて助力を請うた。初めは乗気でなかったヴィンセントが、結局は行くことに同意した。吸血鬼なんて何かの問違いだろうと考えていたヴィンセントも、それが本当と知って恐くなる。ジェリーはまずエドを襲って仲間にし、次にエイミーを誘拐した。チャーリーはヴィンセントとともに隣家へ乗り込み、死闘の末にまずビリーを倒し、次にジェリーを滅ぼしエイミーを救い出した。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

3.5コメディというよりホラー

2022年2月16日
iPhoneアプリから投稿

1985年のカルト的人気をほこる映画。
よく聞くものの、昔の映画は技術が稚拙なのであまり見る気になれずにいたが、
ネトフリ配信で好評なので視聴。

結果、なかなか面白かった♫
コメディホラーとあるが、コメディ部分はあまり感じず。
冴えない男の子が誰にも自分の言うことを聞いてもらえず、孤立するのは恐怖でしかないだろう。
吸血鬼に弱い部分をつかれ、裏切る友達。
恐ろしさのあまり、子供を見捨てて逃げ去る大人。
長年生きた吸血鬼は人の弱さを知り尽くし、狡猾に振る舞う。

ひとつ謎だったのは、おそらくは自分が愛した女性と生写しのエミリーを、最後に使い捨てようとしたこと。
吸血鬼が求めていたものは何だったのか。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ホラー好き

3.0コメディホラーとティーンエイジャーの青春映画

2021年7月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

興奮

隣に引っ越してきた住人がヴァンパイアだということに気がついてしまった少年とその周りの人たちの物語。

ザ・コメディホラー映画!
ヴァンパイアや不気味なお屋敷もホラーお決まりエッチもあってロックでイカれた話。
ティーンエイジャーのホラーはこうであれ〜〜!!

音楽が最高に良かったです。
後半は人間が化け物に変わるシーンやどろっと溶けて骨になるシーンなどホラーやスプラッタ系が好きな私には最高でした。

レトロなテレビから流れるホラー番組とリンクするかのように始まる冒頭もドキドキします。

目と耳が楽しい映画でした!
続編とリブート版も観たいと思いました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
おもちまろ。

3.5ゾンビ?が溶けてでろんでろんになるとことかヴァンパイアが日の光に当...

2020年1月28日
iPhoneアプリから投稿

ゾンビ?が溶けてでろんでろんになるとことかヴァンパイアが日の光に当たって燃えるところとかすんげえチープなんだけど昔の映画ならでは感があって好きだなあ。
間の取り方もホラーに寄せたいんだろうけどちょっとコメディっぽくなってるところがまたベネ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
まぜるなきけん。

4.0 ヴァンパイア番組「フライトナイト」の俳優兼司会者のピーター・ビン...

2018年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ヴァンパイア番組「フライトナイト」の俳優兼司会者のピーター・ビンセント。不人気でTV局をもクビになったが、警察にも相手にされないチャーリーはピーターを頼って隣人バンパイア退治するよう頼む。断られたが、ガールフレンドのエイミーと友人エドが再度頼みに行くのだった。

 映画ではバンパイアキラーとして名を馳せていたビンセントだったが、バンパイアの存在なんて信じていない、臆病な役者。そしてEVIL(疫病神)と嫌われていたエド。恋人エイミーとは未だ最後の一線を越えていないチャーリー。キャラクター設定がなかなかよいし、ストーリーも古典的なバンパイアものとして溶け込みやすい・・・逆に言うと、つまらない(笑)

 序盤のエイミー(アマンダ・ビアース)はうぶな女子高生といった雰囲気だったけど、ジェリー(サランドン)の魔の手にかかると、うっとりしてなすがまま・・・段々とセクシーになってゆく。映画の途中でこんなにセクシーに変身するなんてと調べてみると、出演時には27歳か!納得。拉致された後は当然処女を奪われたんだろうな・・・

 エドが狼男に変身して死ぬシーンとか、エイミーが口裂け女みたいに変身したメイクアップはなかなかいいけど、特撮は全体的にイマイチ。ジェリーの助手?の骸骨が砕け散るところでガッカリ。
 ホラーとしては怖くないけど、まとまった脚本とキャラがよかった。特にスーザン・サランドンの元夫バンパイア、とビンセント役のロディ・マクドウォールの演技力。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
kossy
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

「フライトナイト」シリーズ関連作品