内田けんじ監督の喜劇「鍵泥棒のメソッド」ポスター公開で“幕開け”
2012年4月24日 05:00

[映画.com ニュース] 内田けんじ監督の4年ぶりとなる最新作「鍵泥棒のメソッド」のポスタービジュアルが、このほど完成した。主演を務める堺雅人、香川照之、広末涼子による演技合戦が早くもポスター上で展開されており、どのようなストーリーが紡がれているのかに大きな注目が集まる。
今作の主人公は、俳優を志望しながら挫折し自殺を考える男・桜井(堺)。死ぬ前に立ち寄った銭湯で、偶然居合わせた羽振りのいい男コンドウ(香川)が目の前で転倒し、記憶喪失になる。出来心からロッカーの鍵をすり替え、コンドウになり代わった桜井は、ヤクザ絡みのトラブルに巻き込まれていく。広末は、自分を桜井だと思い込むコンドウと病院で知り合い、生活を立て直すきっかけを作る香苗に扮する。
内田監督は、2005年に公開された「運命じゃない人」が、第58回カンヌ映画祭・批評家週間でフランス作家協会賞(脚本賞)、最優秀ヤング批評家賞、最優秀ドイツ批評家賞、鉄道員賞(金のレール賞)の4部門を戴冠。さらに大泉洋、佐々木蔵之介、堺が共演した前作「アフタースクール」は、78館での公開ながら興行収入約6億円という大ヒットを飾ったことも記憶に新しい。
公開されたポスターでは、売れない貧乏役者と記憶喪失の殺し屋という対極に位置したふたりのコントラストが印象的。さらに、メガネをかけ涼しげな表情でたたずむ広末の眼差(まなざ)しからは、新境地開拓の予感がうかがえる。
「鍵泥棒のメソッド」は、9月15日から全国で公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ