米映画「バトルシップ」日本初となる空母ジョージ・ワシントン艦上で会見
2012年4月2日 18:50
[映画.com ニュース] 人類とエイリアンの攻防を描く超大作「バトルシップ」の来日記者会見が4月2日、神奈川・横須賀にあるアメリカ海軍の航空母艦「空母ジョージ・ワシントン」艦上で行われ、主演を務めるテイラー・キッチュをはじめ浅野忠信、リアーナ、ブルックリン・デッカー、アレクサンダー・スカルスガルド、ピーター・バーグ監督が出席。日本初の試みとなる同所での会見に、登壇者たちは興奮を隠しきれない様子だった。
「E.T.」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「ジュラシック・パーク」など、数々のヒット作を生み出してきたユニバーサル映画の100周年記念大作。日米ほか世界各国の護衛艦が集い、大規模な軍事演習が行われるハワイ沖を舞台に、演習に参加していた米海軍の新人将校アレックス(キッチュ)、ライバルである自衛艦の指揮官ナガタ(浅野)らが、地球の存亡をかけたエイリアンとのし烈な戦いに身を投じる。
米海軍の協力を得て実現した、リアリティーを追求した撮影に、バーグ監督は「非常に幸運で恵まれた環境だった。私自身、海軍マニアの父をもち、従軍している友人もたくさんいる。だからプロの視点から『ここは違うな』と思われるような作品にはしたくなかった。今回は映画評論家よりも、海軍で働く人々の目を気にしたよ」と胸を張った。
「ジョン・カーター」の主演でも注目を集めるキッチュは、撮影時に対面した海兵隊員に対し「いかなる犠牲を払っても、常に姿勢を正し、我々のために頑張ってくれる姿に感銘を受けた」と最敬礼だ。
本作で映画デビューを飾る人気シンガーのリアーナは、アレックスの部下で、抜群の運動神経と度胸を誇るレイクス役を熱演し「最高の体験。撮影初日から、いきなり台本にないシーンを撮ることになってナーバスになる暇もなかったわ。これをきっかけに、もっと女優に挑戦したい」と意欲を見せた。
そして、浅野は「マイティ・ソー」に続くハリウッド出演を果たした本作での“凱旋”に、感慨もひとしお。撮影を前に、米軍の艦船に加えて、日本の自衛隊が保有する軍艦にも乗船したといい「こんなこと言っていいのかわかりませんが、日本の船内はとってもきれいなんですよ。一方、アメリカのほうはところどころ“ラフ”な部分もあって(笑)」。これに対し、バーグ監督は「アメリカの船内はvery very clean(とてもきれい)。でも日本はreally really clean(本当にきれい)なんです」とフォローし、笑いを誘った。
「バトルシップ」は、4月13日から全国で公開。
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