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「ヒミズ」興収2億円見えた!園子温監督、最大のヒットに

2012年2月16日 20:29

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大ヒットに感激の園子温監督と染谷将太
大ヒットに感激の園子温監督と染谷将太

[映画.com ニュース] 園子温監督の新作「ヒミズ」の大ヒット御礼舞台挨拶が2月16日、東京・新宿バルト9で行われ、園監督と主演で第68回ベネチア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人俳優賞)を受賞した染谷将太が登壇した。

1月14日に全国79スクリーンで封切られ、公開初週の興行収入ランキングで全国9位にランクイン。関係者によると、現時点で「興収2億円が見えた」といい、各1億円強を記録した「冷たい熱帯魚」「恋の罪」を上回り、園監督にとって最大のヒット作になることが確実となった。園監督は「感謝の念でいっぱい。決して製作費は多くないが、大作と呼ばれる作品とタイマンをはれた」と手応え十分。染谷も「有名でもない僕が主演で、お客さんが入ってくれる現実は、日本で映画の仕事をしている身としてうれしい。急に親せきが増えました(笑)」と喜びを噛みしめた。

“普通の大人”になることを願う15歳の少年・住田祐一(染谷)は、心ない言葉を浴びせる父親を衝動的に殺害し、残りの人生を悪党裁きに費やすことを決意する。そんな祐一を茶沢景子(二階堂ふみ)は救おうと奮闘する。原作は古谷実の同名コミック。東日本大震災を受けて原作とは異なる結末を用意し、実際に被災地でも撮影が敢行された。

この日は観客とのティーチインも行われ、初の原作ものとして「ヒミズ」を選んだ理由を「具体的に言葉では説明できない。しっくりきただけ。彼女選びと同じですね」(園監督)。古谷氏と会ったことはないといい「『好きにやって』という感じだった。ただ、結末に関してはギリギリまで迷ったし、いくつかのバージョンを撮影した」と明かした。主人公である住田の絶望にテーマを絞るため、2時間9分の本編に仕上がったが「実際には3時間28分ある。いつかお見せする機会があれば」と“ディレクターズ・カット”版の存在も示唆した。

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