園子温監督最新作は、大地震を経験した3組の男女の物語「希望の国」
2012年1月20日 17:15

[映画.com ニュース] 鬼才・園子温監督の最新作「希望の国」の製作が決定した。園監督が、“いま日本でこの映画を撮って、見てもらうべき”と考え、オリジナル脚本を書き上げた意欲作だ。
「冷たい熱帯魚」「恋の罪」と連続してヒットを記録。「ヒミズ」は主演の染谷将太と二階堂ふみがベネチア国際映画祭で最優秀新人俳優賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞するなど、一挙手一投足に注目が集まっている。
今作は、平和に暮らす老夫婦と息子夫婦、隣家に住む青年と恋人の6人が、大地震をきっかけに離ればなれになりながらも、それぞれの愛の形を貫く姿を描く。長く住み着いた故郷を離れられずに苦悩する老夫婦を演じるのは、夏八木勲と大谷直子。また、村上淳と神楽坂恵が息子夫婦、清水優と梶原ひかりが隣家の息子と恋人に扮する。ほか、でんでん、筒井真理子が出演する。
日英独台の合作となる今作は、1月13日にクランクイン。2月上旬に撮了し、春に完成予定。昨年3月11日の東日本大震災を経て、園監督が“日本で生きていく”ことを改めて問いかける。
「希望の国」は今秋、全国で公開。
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