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フィリップ・シーモア・ホフマン、ル・カレ原作スリラーに出演

2012年2月10日 18:00

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ル・カレ原作スリラーで諜報機関のチーフに
ル・カレ原作スリラーで諜報機関のチーフに
写真:KCS/アフロ

[映画.com ニュース] スパイ小説の大家ジョン・ル・カレの2008年の長編小説「A Most Wanted Man」(日本語版未訳)が映画化され、オスカー俳優フィリップ・シーモア・ホフマンが出演することがわかった。

原作の舞台は独ハンブルク。半死の状態でドイツに密入国し、同市内のイスラム人コミュニティに現れたチェチェンとロシアのハーフの青年を主人公に、人権派の女弁護士やドイツの諜報機関との関係、対テロ戦争の裏側などが描かれる。ホフマンは諜報機関のチーフを演じる。

映画版のメガホンをとるのは、オランダ出身のアントン・コービン監督(「ラスト・ターゲット」「コントロール」)。「復讐捜査線」の脚本家アンドリュー・ボベルが脚色にあたった。

なお、ル・カレの小説「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」を映画化した最新作、トーマス・アルフレッドソン監督、ゲイリー・オールドマン主演の「裏切りのサーカス」は、4月21日から日本公開される。

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