R・ゴズリングが挑む政界の闇 G・クルーニー監督作、ポスター公開
2012年1月23日 14:15
[映画.com ニュース] ジョージ・クルーニー監督第4作「スーパー・チューズデー 正義を売った日」のポスタービジュアルが、このほど公開された。
クルーニーが監督、製作、脚本を兼ね、レオナルド・ディカプリオが製作総指揮として参加。2004年、民主党大統領予備選でハワード・ディーン候補の選挙スタッフを務めたボー・ウィリモンの戯曲「ファラガット・ノース」を題材に、知られざる政界の闇を描く。クルーニーをはじめライアン・ゴズリング、フィリップ・シーモア・ホフマン、ポール・ジアマッティ、マリサ・トメイ、エバン・レイチェル・ウッドらが出演している。
スティーブンは、民主党予備選に出馬したマイク・モリス知事のもと、将来を約束された有能な広報官だった。しかし、選挙戦の“スーパー・チューズデー”を1週間後に控えたある夜、ライバル陣営から極秘面会を持ちかけられたことをきっかけに、壮絶な駆け引きに巻き込まれていく。
ポスタービジュアルは、クルーニー扮するモリス知事の裏の顔、ゴズリング演じるスティーブンの緊張感あふれる表情の対比が印象的だ。「モラルなき戦いが始まる」というコピーが、華々しい政界の闇にうず巻く陰謀を予感させる。
原作を手がけたウィリモンは、「選挙キャンペーンを通じて出会った人々をモデルにした架空の人物」としながらも、「選挙の過程で行われる法律違反や不正行為、裏取引、そして権力闘争など映画にも部分的に反映されている戯曲の中の出来事は、すべて実際に起きたことなんだ」と語っている。
「スーパー・チューズデー 正義を売った日」は、3月31日から全国で公開。