米パラマウント、2011年スタジオ別興行収入ランクでトップに
2012年1月5日 16:23

[映画.com ニュース] 米ハリウッドの映画スタジオのなかで、パラマウント・ピクチャーズが世界市場の占有率でトップに輝いたと、ハリウッド・レポーター紙が報じている。
2011年に同社が配給を手がけた作品は、北米で19億6000万ドル、その他の地域で32億1000万ドルの興行収入を記録し、世界興収は51億7000万ドル。3年連続でトップを堅守していたワーナー・ブラザース(46億7000万ドル)を抜く快挙を成し遂げた。効果的な宣伝や配給だけでなく、ターゲット層を絞った企画開発が奏功したといえそうだ。
同社のブラッド・グレイCEOは、「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」「パラノーマル・アクティビティ3」「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」という、人気シリーズ3作品の功績が大きいと分析。ただし11年に配給した作品には、「マイティ・ソー」「キャプテン・アメリカ」といったマーベル作品や、「カンフー・パンダ2」「長ぐつをはいたネコ」などのドリームワークス・アニメーション作品が含まれている。いずれも製作には関与していないため、興収の一部しか利益を享受できない。
マーベルとの配給契約は11年で満了しており、ドリームワークス・アニメーションとの配給契約も12年で満了する予定となっている。パラマウントは今年、大ヒットシリーズの「パラノーマル・アクティビティ4」に加え、ブラッド・ピット主演のゾンビ大作「World War Z」や、「G.I.ジョー」の続編「G.I. Joe: Retaliation (原題)」、「ボラット」のサシャ・バロン・コーエンの新作コメディ「The Dictator(原題)」などの公開を控えている。
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