三浦友和&貴大、初日舞台挨拶で“ビックリ”初2ショット披露
2011年12月3日 13:17

[映画.com ニュース] 俳優の三浦友和が12月3日、主演映画「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」の初日舞台挨拶に出席した。この日はサプライズで、前作「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」に出演した、次男の三浦貴大が登壇。何も聞かされていなかった父・友和は、ビックリした表情で「違った形で初共演したかったなあ。いやあ、でもありがとう。驚きました」と照れ笑いを浮かべた。
全国214スクリーンで封切られたこの日、三浦をはじめ共演の余貴美子、中尾明慶、小池栄子、吉行和子、蔵方政俊監督、製作総指揮の阿部秀司氏は、東京・有楽町の丸の内ピカデリー2で舞台挨拶。貴大は、同作を象徴するブレーキハンドルを父に手渡し「ここに凝られてすごくうれしいです。今日は初日ということで、おめでとうございます」。そして、デビュー作となった前作について「思い出深い作品。ブレーキハンドルを握って、涙が出そうになった」と緊張気味に語った。
今作は、鉄道を軸にさまざまな人生模様を描いたヒット作「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」のシリーズ第2弾。富山県を舞台に、三浦演じる鉄道運転士が定年を機に、突然、長年連れ添った妻に離婚届を突きつけられ、夫婦のあり方や生き方を見つめ直す。
友和は、東日本大震災発生の翌日となった3月12日のクランクインを述懐。「思い気持ちを引きずりながら撮影に入った。これから人間にとって何が大切なのか、価値観が変わっていくなかでの撮影。皆さんの心に届いたと信じています」。初メガホンとなった蔵方監督は、「今から20年以上前、映画監督になりたいと思って、この世界に入った。今回撮らせていただくチャンスをもらって、感激に打ち震えています」と声を詰まらせていた。
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