石井岳龍監督10年ぶり新作、脱力系ギャグで描く“生と死”
2011年11月25日 15:29

[映画.com ニュース] 8ミリ映画「高校大パニック」で鮮烈なデビューを飾った、鬼才・石井岳龍監督の長編最新作「生きてるものはいないのか」の予告編が、このほど公開された。
原作は、気鋭の劇作家・前田司郎が第52回岸田國士戯曲賞を受賞した不条理劇。「狂い咲きサンダーロード」「爆裂都市 Burst City」など前衛的な作風で知られる石井監督が、「五条霊戦記 GOJOE」以来、約11年4カ月ぶりにメガホンをとった。斬新な視点とパンクなギャグセンスで、「生と死」に直面した人間の姿を描く。
病院に併設された大学キャンパスを舞台に、三角関係に陥った学生と喫茶店員、再会を果たした兄妹、アイドル大学生ら18人がいつもと変わらない日常を送っていた。しかし、突然女子大生が倒れたことをきっかけに、次々と原因不明の“最期”が伝染していく。
予告編では、オーディションを勝ち抜いた若手俳優らの“脱力系”ギャグを盛り込んだ。重点を置いたというコメディ会話劇が展開され、「生きろ!」という強烈なメッセージで締めくくられる。園子温監督作「ヒミズ」に続き、主演に抜てきされた染谷将太の静かな表情が、シュールな映像のなかで際立つ。
「生きてるものはいないのか」は、2012年2月18日から全国で公開。
(C)DRAGON MOUNTAIN LLC.
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