三谷幸喜、「コクリコ坂」乗り越え本年度邦画No.1目指す
2011年11月13日 15:09

[映画.com ニュース] 三谷幸喜監督の最新作「ステキな金縛り」(公開中)のヒット御礼舞台挨拶が11月13日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われ、三谷監督をはじめ、深津絵里、中井貴一、阿部寛が登壇した。配給の東宝によれば、公開16日目で観客動員180万人、興収22億円を突破し、邦画の本年度No.1ヒットになる可能性が出てきたという。三谷監督は「我々の前には『コクリコ坂から』という大きな坂が立ちはだかっているので、ぜひ乗り越えたい」と高らかに宣言した。
三谷監督にとって5年ぶりの長編作品は、ある殺人事件の弁護を担当することになった三流弁護士のエミ(深津)が、被告人のアリバイを唯一証明できる落ち武者の幽霊(西田敏行)を法廷に引っ張り出そうと奔走する法廷コメディ。豪華キャストによる弾けた演技が大きな見どころで、三谷監督も「こう見えて彼ら(中井、阿部)は日本を代表するコメディアン。そして深津さんは世界を代表するコメディエンヌ」と絶賛。劇中には、中井が目に見えない子犬とじゃれ合うシーンもあり、「こんな中井貴一、見たくなかった」(三谷監督)としっかりオチもつけた。
この日は西田の不在を埋めるべく、西田演じる幽霊の更科六兵衛が“エア”登壇。質問に対して、ハーモニカの音色でイエスかノーを返答したが、深津は「来年、阪神タイガースは優勝しますか?」と六兵衛さんを予言者扱い。男性陣は「来年、麒麟の何とかという映画が公開されるが、ヒットしますかね?」(阿部)、「来年、『平清盛』という大河ドラマに出るが、清盛に会ったことは?」(中井)とちゃっかり自身の出演作をアピールしていた。
フォトギャラリー
関連ニュース
「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」あらすじ・概要・評論まとめ ~何とも言えないおかしさにあふれたオダギリジョー監督の脳内世界~【おすすめの注目映画】
2025年9月25日 11:00
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー