グレース・ケリーの伝記映画が製作へ
2011年11月2日 18:44
[映画.com ニュース] 「裏窓」「泥棒成金」などヒッチコック作品のクールビューティとして一世を風靡(ふうび)したグレース・ケリーの、モナコ公国レーニエ大公妃時代に焦点を当てた伝記映画が製作されることがわかった。
米ハリウッド・レポーター誌によれば、フランス人プロデューサー、ピエランジュ・ル・ポギャム(「ヒットマン」「ミシェル・ヴァイヨン」)が製作を手がけ、新鋭アラシュ・アメルの脚本「グレース・オブ・モナコ」をもとに映画化する。
脚本は、1962年の6カ月間に焦点を当て、タックスヘイブン政策をとるモナコに対して不快感を示していたフランスとの紛争の背後で、和解に向けて動いたグレース王妃の姿を描く。「英国王のスピーチ」に似たトーンの作品になる予定だという。
監督やキャストは未定だが、同誌サイトでは、ケリー役を演じられそうな28人の女優の特集を組んでおり、シャーリーズ・セロン、ケイト・ブランシェット、ジャニュアリー・ジョーンズ、ブレイク・ライブリー、キャリー・マリガンらの名が挙がっている。