岡田将生&榮倉奈々、瀬々監督の若き日の姿に言いたい放題
2011年10月24日 15:23
[映画.com ニュース] 映画「アントキノイノチ」のスペシャルトークイベントが10月24日、都内で行われ岡田将生、榮倉奈々、原田泰造、瀬々敬久監督が出席。平日の午前中にもかかわらずおよそ500人の観客が詰めかけた。
歌手のさだまさしの手による同名小説を映画化した本作。高校時代にある事件で心が壊れてしまった青年が、遺品整理業の会社で働く中で生と死と向き合い、再生していくさまを描く。
岡田は、撮影初日の登山シーンを振り返り「スタッフからは『徒歩で行けるくらいに山』と聞いてたのに1時間半くらい歩いてやっと現場に着いて、体力なくなりました。嘘ついたな、と思いましたね」と恨み節。瀬々監督からは、岡田が「高校生の俳優たちがたるんでいるからしっかりさせてほしい」と助監督に申し入れた翌日に、自身がケガをしてしまったことを暴露され苦笑いを浮かべていた。
映画の冒頭では岡田が全裸で屋根の上に座るシーンが映し出されるが、原田は「すごくきれいなお尻です!」と絶賛。岡田は「やめてください、汚いですよ」と照れ笑いを浮かべたが、瀬々監督も「チャーミングでプルッとしたお尻です」と太鼓判を押し、場内の笑いを誘った。
この日は、映画にちなみ「あのときの私」というお題で登壇陣がそれぞれ昔の写真を持参。瀬々監督は自主製作映画を撮っていた24歳の頃の写真を掲げたが、ヒゲを生やしており「ザビエルと呼ばれていた」(監督)という。岡田は「おっさんですね」と語れば、榮倉も「何か、しょうもなさそうな……」と言いたい放題だった。
「アントキノイノチ」は、11月19日から全国で公開。