三谷幸喜「ステキな金縛り」NYに上陸 ニューヨーカーが絶賛
2011年10月21日 05:19

[映画.com ニュース] 三谷幸喜監督の最新作「ステキな金縛り」がこのほど、日本での公開に先立ち米ニューヨークでプレミア上映され、渡米した三谷監督と主演の深津絵里、「TKO」の木下隆行が舞台挨拶に立った。
これまで、三谷作品では「ラヂオの時間」がニューヨークで興行展開されている。ほか、2009年11月には舞台「TALK LIKE SINGING」を、日本のオリジナルミュージカルとしては史上初めてオフ・ブロードウェイで初演したことも記憶に新しい。今回の上映は、ニューヨークの三谷ファンから強いリクエストが寄せられたことで実現した。
会場となったのは、名匠マーティン・スコセッシ監督も絶賛するアカデミーシアター。客席数220席に対し、1500通以上の応募が寄せられたこともあり、場内は熱気ムンムンだ。三谷監督らは英字幕版を観客とともに鑑賞し、上映後に登壇。三谷監督は、英語で「みなさん、僕の英語が理解できますか? 僕は自分が何を言っているのかわかりません」と話し、場内を沸かせた。
深津は、舞台挨拶用に三谷監督が用意した台本通りに「子どものころからアメリカ映画が大好きでした。女優になろうと思ったきっかけの映画は『猿の惑星』です」。これには爆笑が沸き起こり、観客から豪華なキャスティングについて質問された三谷監督も「僕の人徳のおかげです」と胸を張り、笑い飛ばした。
鑑賞したニューヨーカーたちも、老若男女問わず満足げな様子。女性ファンが「とてもかわいかった! すべての登場人物が好き!」と目を輝かせれば、男性ファンも「素晴らしい映画だよ。彼の作る世界観はいつも豊かで何層にも重なっていて、そのさまざまな世界がひとつになる瞬間のマジックがとても深い」と絶賛した。
「ステキな金縛り」は、10月29日から全国で公開。
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