三谷幸喜「目標は50億円」紅白出場にも意欲
2011年9月21日 18:29

[映画.com ニュース] 三谷幸喜が9月21日、監督5作目となる最新作「ステキな金縛り」の完成披露会見を都内で行い「今年は5という数字に縁がある。50歳になり、5作目の作品。そして今年5月に離婚し、今5カ月が経った」と自虐的に挨拶。「(興行収入の)目標は50億円。いや55億5555万5555円です!」と高らかに宣言し、さらに自らが作詞した劇中歌「ONCE IN A BLUE MOON」で紅白歌合戦に出場すると意欲を燃やした。
ある殺人事件の弁護を担当することになった三流弁護士のエミが、被告人のアリバイを唯一証明できる落ち武者の幽霊を法廷に引っ張り出すために奔走する。三谷が得意とする一級コメディに、サスペンスやファンタジーの要素を盛り込んだ11年越しの企画。会見には「マジック・アワー」、舞台「ベッジ・パードン」に続き三谷作品に出演する深津絵里と、落ち武者役の西田敏行をはじめ、阿部寛、竹内結子、浅野忠信、KAN、木下隆行(TKO)、中井貴一という豪華キャストが結集した。
主人公エミを演じる深津は、「三谷さんの生誕50周年の新作に出演できてうれしい。かなりフザけたタイトルですが、とってもシンプルで後味が優しい。ぜひ食わず嫌いせずに見ていただければ」。西田も三谷作品に数多く出演しており「笑えます。そして少し泣けます。ぜひ夢見ごこちな三谷ワールドを堪能して」とアピール。三谷監督は「日常の生々しさや汗臭さより、リアルからちょっとだけ浮いた世界観が好き。役者さんもリアルとアンリアルの間にいる人が好きなんです」とキャスティングに満足そうな表情だ。
深津と西田はユニットを結成し、主題歌「Once in a blue moon」をデュエット。同曲には“法廷ボーイズ”と称し、KAN、中井、阿部らがコーラスで参加しており、三谷監督は「これで紅白を狙います。紅組か白組か……。深津さんがいるから、紅組でいいですか?」と早速キャスト陣に確認を取っていた。
前田久閑プロデューサーは会見後、三谷監督が掲げた興収目標を「三谷さん流のジョーク」。ただ、三谷作品の最高興収は「THE 有頂天ホテル」が記録した約60億8000万円(観客動員470万人)とあって「せめて動員500万人と言ってくれれば」と苦笑していた。
「ステキな金縛り」は、10月29日から全国で公開。
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