ブラピが語る、カンヌ映画祭パルムドール受賞作の特別映像を入手
2011年7月29日 11:12
[映画.com ニュース] 第64回カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した、テレンス・マリック監督の新作「ツリー・オブ・ライフ」の特別映像を、映画.comが入手した。
「天国の日々」「シン・レッド・ライン」で知られるマリック監督は、これまでの監督作はわずか4本と寡作で知られている。本作は、ブラッド・ピットとショーン・ペンという2大スターが共演することでも大きな話題を呼んだ。
1950年代半ばのテキサスの田舎町が舞台。幸せな生活を送っていたオブライエン夫妻だったが、長男ジャックは、信仰にあつく男が成功するためには「力」が必要だと説く厳格な父と、子どもたちに深い愛情を注ぐ優しい母との間で葛藤(かっとう)する日々を送っていた。大人になって実業家として成功したジャックは人生の岐路に立ち、自分の人生や生き方の根源となった少年時代に思いをはせる……。製作も務めたピットが厳格な父親に扮し、成長したジャックをペンが演じる。
特別映像では、父親役を演じたピットが、撮影時の子役たちの自然な演技について回想する。さらに、ピットが愛情深く子役に接する様子や、作品のテーマについてプロデューサー2人が、マリック監督独特の光を抒情的に用いた美しい場面映像を背景に語る。
「ツリー・オブ・ライフ」は8月12日から全国で公開。