サンドウィッチマン・富澤たけし、空戦の撃墜王役で声優デビュー
2011年7月19日 22:33
[映画.com ニュース] お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の富澤たけしが、マッドハウスの最新作「とある飛空士への追憶」の声優に起用されたことが分かった。声優に初挑戦する富澤は、「ずっと以前からやりたかったので最高にうれしいです」と意欲をのぞかせた。
口コミを中心に人気を博した犬村小六原作のベストセラー小説を、テレビアニメ「彩雲国物語」で知られる宍戸淳監督がメガホンをとり映画化。主人公・狩乃シャルル役を神木隆之介、ヒロインのファナ・デル・モラル役を竹富聖花が担当する。中央海と呼ばれる海に隔てられたふたつの大陸で、激しい戦争を繰り広げる神聖レヴァーム皇国と帝政天ツ上を舞台に、飛空士シャルルと次期皇妃ファナの身分違いの恋をダイナミックな空戦を盛り込んで描く。
富澤は、シャルルのライバルで帝政天ツ上の撃墜王・千々石の声を演じる。空母「雲鶴」航空隊編隊長として、最新鋭の戦闘機を操縦し、シャルルとファナの旅路に立ちふさがるという役どころだ。今回、千々石というキャラクターが持つ「サムライスピリット」と「圧倒的存在感」が、富澤の「渋い低音ボイス」とマッチしたことから抜てきされた。
「とある飛空士への追憶」は、10月1日から全国公開。