西田敏行、無料上映会で被災者にエール「必ず戻れる日がくる」
2011年6月27日 17:37

[映画.com ニュース] 俳優の西田敏行が6月26日、埼玉・加須の旧騎西高校で行われたシネマエール東北主催の「東北に映画を届けよう! プロジェクト」に参加した。東日本大震災の被災者を映画の力で元気づけることを目的とし、「映画ドラえもん のび太の恐竜2006」の上映会や被災者との交流会を行った。
同プロジェクトは、全国の映画館や映画上映グループが中心となって、今年6月から宮城県内で「トイ・ストーリー3」「スウィングガールズ」などの上映会を実施。会場となった旧騎西高校には福島・双葉町の被災者約1000人が生活しており、上映会には約60人が参加した。
コンセプトに共感した西田は、デザインを手がけたTシャツとポロシャツ合計1400枚を配ったほか、ラーメン約700食を昼食として振る舞った。交流会で福島の好きなところについて聞かれると、「自分が福島の出身と胸を張って言えるのは本当に幸せなこと。皆さんも今は大変かもしれないけど、必ず双葉町に戻れる日がくると信じて頑張りましょう」とエールを送った。歌を歌ってほしいというリクエストに対して、西田は「もしもピアノが弾けたなら」(1981)をアカペラで披露した。
埼玉・久喜の109シネマズ菖蒲では、西田が主演を務めた「星守る犬」の上映を行い、約70人を無料で招待。上映終了後に西田は「人間は愛し愛される、そんな環境であれば幸せであると、この映画を通じて感じることができると思います」と語った。
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