マット・デイモン監督デビュー作に、ジョン・クラシンスキーが主演
2011年6月10日 11:21

[映画.com ニュース] 俳優マット・デイモンの監督デビュー作に、「お家(うち)をさがそう」「かけひきは、恋のはじまり」の俳優ジョン・クラシンスキーが主演するようだ。クラシンスキーは女優エミリー・ブラントの夫で、デイモンとブラントは公開中の「アジャストメント」で共演している。
米Vultureによれば、6月7日にチャリティイベントに出席したデイモンは、「監督したいと考えている企画がいくつかある。そのうちの1つは、来年の第1四半期に着手するつもりだ。ジョン・クラシンスキーが出演する」と語った。
作品名は具体的に明言しなかったが、先月、ワーナー・ブラザースがデイモン監督・主演作として、マシュー・オルドリッチ(「ザ・クリーナー 消された殺人」)執筆のオリジナル脚本「Father Daughter Time: A Tale of Armed Robbery and Eskimo Kisses」の映画化権を獲得した。今回のデイモンの発言から、同作の監督に専念し、クラシンスキーが主演すると見られる。
デイモンはこのほか、1972年にニューヨーク・ヤンキースのフリッツ・ピーターソン投手とマイク・ケキッチ投手が妻を交換した衝撃スキャンダルを描く、「The Trade(原題)」の監督候補に挙がっている。しかし、ケキッチが映画化の差し止めを求めており、企画は難航中だ。
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