橋本愛「アバター」主演経て再認識した中島哲也監督の愛情
2011年4月29日 16:17

[映画.com ニュース] 山田悠介の人気小説を和田篤司監督が映画化した「アバター」に、松たか子主演作「告白」で注目を浴びた橋本愛が主演している。3月に中学を卒業し、高校生活をスタートさせたばかりの橋本に話を聞いた。
同作は、「リアル鬼ごっこ」「×ゲーム」など映画化が続く山田の人気小説が原作。インターネットのSNSコミュニティで、自らの分身として利用者が拡大している“アバター”をテーマに、現代の若者とネット社会のヤミを描く。橋本は、整形手術を受けてまでクラスの中心的存在にのし上がろうとする役どころを演じている。
橋本は、山田の小説は何作も読んでいるそうで、「アバター」は友人から借りていたという。地味で冴えない女子高生・阿武隈川道子が、学園の女王へと大変身を遂げる。役どころとして共感できる点について、「ひとつの物事に周囲が見えなくなるくらい夢中になるっていう部分ですね」と言葉を選びながら話した。
ここまで映画に軸足を置いて活動してきた橋本。そのなかで、やはり強いインパクトを残しているのは「告白」の中島哲也監督だ。粘り強い演出で知られ、同作で第34回日本アカデミー賞最優秀監督賞を戴冠。中島監督は、橋本に対し「オレなんかじゃなく、怖くて映画監督! みたいな人の下で勉強したら、もっと伸びるんじゃないかな」と独自の言い回しで期待を寄せている。
橋本にも、中島監督の“愛情”は十分すぎるほどに伝わっている。モデルの仕事とともに、今後も女優業を続けていくつもりで「また中島監督に会いたいんです。怖い監督……、自分のためになると思うので、機会があればやってみたい」と静かな口調ながらも、意志の強い眼差(まなざ)しで意欲をのぞかせた。
「アバター」は、4月30日から公開。
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