仏カイエ・デュ・シネマ誌が選ぶ2010年映画トップ10
2010年12月17日 15:41

[映画.com ニュース] フランスの権威ある映画批評誌カイエ・デュ・シネマが、2010年の映画トップ10を発表した。
1位に選ばれたのは、今年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを獲得したタイ映画「ブンミおじさんの森」(アピチャッポン・ウィーラセタクン監督)。また、かつて同誌に映画批評を寄稿していたジャン=リュック・ゴダール監督の最新作「ゴダール・ソシアリスム」が3位にランクインした。
作家主義を標榜する同誌らしく、トップ10の顔ぶれは英米の主要媒体とは大きく異なる。しかし一方で、ほぼすべてのトップ10リストに入っているデビッド・フィンチャー監督作「ソーシャル・ネットワーク」と、アニメ映画史上最大のヒット作となったピクサーの「トイ・ストーリー3」がランクインし、両作の評価の高さを裏付ける格好になった。
カイエ・デュ・シネマ誌の2010年の映画トップ10は以下の通り。
2.「バッド・ルーテナント」(ベルナー・ヘルツォーク監督)
3.「ゴダール・ソシアリスム」(ジャン=リュック・ゴダール監督)
4.「トイ・ストーリー3」(リー・アンクリッチ監督)
5.「The Fantastic Mr. Fox」(ウェス・アンダーソン監督)
6.「シリアスマン」(ジョエル&イーサン・コーエン監督)
7.「To Die Like a Man」(ジョアン・ペドロ・ロドリゲス監督)
8.「ソーシャル・ネットワーク」(デビッド・フィンチャー監督)
9.「Shuga」(ダレジャン・オミルバイエフ監督)
10.「母なる証明」(ポン・ジュノ監督作)
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