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松山ケンイチ、早大公開講義に極秘登壇 学生300人へエール

2010年12月10日 08:00

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監督にラブシーン指南を願い出た松山ケンイチ
監督にラブシーン指南を願い出た松山ケンイチ

[映画.com ニュース] 俳優の松山ケンイチが12月9日、東京・早稲田大学で行われた「プロデューサー特論」特別公開講義にサプライズで登場し、「映画は世の中でなくてはならないもの。いろんな映画を見て感受性を豊かにしてほしい」と映画業界を目指す学生たちにエールをおくった。主演作「ノルウェイの森」の原作者・村上春樹の出身校であり、映画の撮影も行われた同大学の大隈小講堂には、立ち見を含め300人以上の学生らが集まった。

松山は、「3時間前から(楽屋に)入っていました」と公開講義に気合い十分。同席したトラン・アン・ユン監督の演出を、「転ぶシーンでは『もっと上品に、エレガントに転んでくれ』と指示されたことも。やっていくうちに監督の感性を感じ取り、近づけていった」と述懐。一方、トラン監督は「ケンイチはとても寛容なタイプで、周囲への気づかいもできる。あるシーンでは20個くらいタマゴを食べてもらったし、緊張感あふれるラブシーンの撮影でも、『きっと監督のセックスは美しいだろうから、まずは監督がやってみせてくれればいいのに』とジョークを飛ばして、周囲を和ませてくれた」と称えた。

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学生からオーディションでの“心構え”を聞かれた松山。「演技のうまさではなく、その人が役柄の要素をもっているかが決め手だと思う。だから、自分に正直に監督さんと話をするようにしている」と持論を展開した。将来の夢は、「どんな映画も必要とされて生まれたもの。そのなかで必要な役を演じるわけで、その“必要さ”をちゃんと表現できるようになりたい。社会の変化も含めて何が起こるかわからないので、先のことは何も考えていない」と語った。また、同大学客員教授で「のぼうの城」を撮影中の犬童一心監督に「樋口(真嗣)監督との共同監督で、どうやって撮影や演出を進めているんですか?」と質問するひと幕もあった。

主人公ワタナベ(松山)が亡き親友の元恋人(菊地凛子)との恋愛と別れを通して、人生の岐路に立つ姿を「青いパパイヤの香り」「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」のトラン監督が、透明感あふれる映像で描き出す。アジア、中東、ヨーロッパ諸国など、世界50の国と地域で公開が決定している。

このイベントの詳細は12月22日、CS放送・フジテレビONE/TWO/NEXT「男おばさん」内で紹介予定。「ノルウェイの森」は12月11日から全国で公開。

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