青いパパイヤの香り

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解説

パリ郊外のセットの中で在仏ベトナム人監督やスタッフたちによって再現されたサイゴンで、一人の女性の生涯を淡々としたリズムで語った一編。監督のトラン・アン・ユンは幼い頃フランスに移住し、リヨンの映画学校を卒業。本作品ではカンヌ国際映画祭で新人監督賞を獲得し、アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた。製作はアアドリーヌ・ルカリエとアラン・ロッカ、エグゼクティヴ・プロデューサーはクリストフ・ロシニョン。撮影・照明はブノワ・ドゥローム、録音はミシェル・ギファン、美術はアラン・ネーグルが担当。出演は、幼いムイに、リュ・マン・サン、成熟したムイにはトラン・ヌー・イェン・ケーが当っている。ムイを雇う一家の母にトルゥオン・チー・ロック、父にトラン・ゴック・トゥルン、年老いた女中ティーにグエン・アン・ホア、そしてムイの憧れの対象クェンにヴォン・ホア・ホイが扮している。ほとんどの俳優がフランス在住のベトナム人で映画初出演。

1993年製作/104分/フランス・ベトナム合作
原題:L'odeur de la Papaye verte
配給:デラ・コーポレーション

ストーリー

1951年、平和な時代のサイゴンの一家に下働きの使用人として、あどけない10歳の少女ムイ(リュ・マン・サン)が雇われていく。その家庭は琵琶を弾く以外、何もしない父(トラン・ゴック・トゥルン)と家計を支え布地屋を営む母(トルゥオン・チー・ロック)、社会人となった長男チェン、中学生の次男ラム、小学生の三男坊ティンに祖母、そして長年この家に仕えている年寄りの女中ティー(グエン・アン・ホア)がいる。ティンはムイに朝が来ればまず葵を採り朝食の用意を始めることを教える。ティーはまたムイにこの家の一人娘トーが父の家でしている間に病死してしまったこと、それでも愚痴一つ言わない母について話して聞かせる。ある晩、長男の友人クェン(ヴァン・ホア・ホイ)が一家を訪れ、ムイは彼にひそかなあこがれを抱く。毎日を淡々と過ごす一家に再び暗い影が押し寄せる。トーの死以来、外出することのなかった父が家の有り金を全部持って出て行ってしまったのだ。祖母は母がいたらぬせいだと責め、涙を流す母をラムは、唇を噛みしめて見ていた。母は乏しい商いで細々と生活を支えた。ある夜遅く、帰宅した父が倒れているのをティーが発見する。父は命を断ち、それから10年が経つ。長男の嫁が来て、暇を出されたムイに母は自分の娘のために用意しておいた宝石とドレスを渡す。ムイは新進作曲家で長年憧れていたクェンの家に雇われる。そして彼もいつしかモダンな恋人よりムイに引かれるようになる。パパイヤの香りと共に美しく成長したムイはクェンの子を身ごもり幸せに暮らす。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第66回 アカデミー賞(1994年)

ノミネート

外国語映画賞  

第46回 カンヌ国際映画祭(1993年)

受賞

カメラドール
カメラドール トラン・アン・ユン

出品

ある視点部門
出品作品 トラン・アン・ユン
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映画レビュー

2.5ハラハラしたけど

Yoichiroさん
2020年8月13日
Androidアプリから投稿

最初は奉公先で嫌なことが起こるのではと、ハラハラしたけど。みんないい人でよかった。独特の運びに魅せられました。幸せになってよかった

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Yoichiro

4.0ベトナム行きたい。

KONさん
2020年8月11日
iPhoneアプリから投稿

セリフはほとんど無しで、何気ない日々の出来事から、ベトナムの暮らしと、人間模様を描いている。

豊かな色彩と光に満ちた撮影が素晴らしい。

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KON

3.5南国の日常とヒューマンドラマ

2020年5月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

雰囲気が良いですね、特に前半、最初の家族群像が良かった。

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褐色の猪

4.0言葉は不要不急。

Haruさん
2020年5月14日
PCから投稿

蒸し暑い、眠りがなかなかやって来ない夜。時々涼しげな風が吹き込む。
風があるから耐えられるわけではない。この蒸し暑さに・・・・
セリフがほとんどない映画。いや、人の暮らしに言葉など必要ではない。男も女も交わす言葉で傷つけ傷つき淡々と生きている。そんな現実をそのまま映画にしてしまっている。
観るものを惹きつけ思考速度を加速させてくれた。
軟弱で疲れる今の世間は影であれ日向であれ不満に満ち溢れた言葉だらけだ。
誰もが主張できるのは悪いことではないが、周辺の人々はそんな言葉に耳をかさない。
同じ程度の辛さに共感し、特出した幸せや哀しみは排除し異端者として侮蔑のまなざしを向けるだけだ。そんな醜さに気づきもせず、人に与えられることが幸せだと思ってしまっている。浅ましいくも卑しい。そんな心根を嘲笑うかのようにこの映画は作られたのではないかと思ってしまう。
心の中の邪悪な気分が邪な行動を推進させようとしたら、
周りの人々に自分のすべてを与える様にしよう。

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Haru
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