アニー賞ノミネートにみるドリームワークスVSディズニーの火花
2010年12月7日 16:15

[映画.com ニュース] アニメのアカデミー賞と言われる、第38回アニー賞のノミネートが発表された。作品賞を含む最多15部門でノミネートされたのは「ヒックとドラゴン」で、「メガマインド」(6部門)、「シュレック フォーエバー」(5部門)が続く。
長編アニメーション作品賞にノミネートされたのは、「ヒックとドラゴン」のほか、「怪盗グルーの月泥棒 3D」「塔の上のラプンツェル」「The Illusionist」「トイ・ストーリー3」の5作品。米映画批評比較サイトRotten Tomatoesで99%という最高点を獲得し、アカデミー賞長編アニメーション部門作品賞の最有力と言われる「トイ・ストーリー3」が3部門しかノミネートされていないのは、ディズニー、および、子会社のピクサーがアニー賞への参加を取りやめたからだ。
アニー賞は国際アニメーション協会(ASIFA)に所属する会員の投票によって決められているが、会費を払えば誰でも投票資格を得ることができるため、公正さに欠けるとの批判がある。2009年にアカデミー賞長編アニメーション作品賞に輝いた「ウォーリー」は、アニー賞で無冠に終わった。
その年、作品賞を含む10部門をアニー賞で独占したのは、ドリームワークスの「カンフー・パンダ」。アニー賞がドリームワークスによって買収されているとの声も多く、今年ノミネートされたトップ3である「ヒックとドラゴン」「メガマインド」「シュレック フォーエバー」は、いずれもドリームワークス作品。ディズニーおよびを率いるエド・キャットマル社長は、ASIFAに対して投票基準の見直しを迫っていたが、満足できる改善案が提示されなかったとして今夏、アニー賞からの辞退を発表している。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ

か「」く「」し「」ご「」と「
【予想を突き抜けた”編集部員No.1”】観たらまさかの超良作!! 純度100%の切なさに感情崩壊
提供:松竹