人気WEB漫画を映画化「黒く濁る村」の予告編を独占入手
2010年10月18日 15:27

[映画.com ニュース] 韓国映画界で初めて1000万人を超える観客動員を記録した「シルミド SILMIDO」(2003)を手がけた、カン・ウソク監督の最新作「黒く濁る村」の予告編を独占入手した。
07年にWEB連載され話題を呼んだ原作漫画にウソク監督がほれこみ、「殺人の追憶」でブレイクしたパク・ヘイル主演で映画化。幼いころに別れた父の訃報を受け、静かな山村を訪れた青年ヘグク(ヘイル)が、父の死の真相を探るうちに、不気味な村の秘密や30年前のいまわしい事件が浮き彫りになっていくというミステリーだ。
これまで骨太なアクション映画を得意としてきたウソク監督だが、同作では殺人や暴力シーンの直接描写を避け、ヘグクや村人たちの目つきや声のトーンだけで、息の詰まるようなサスペンスと臨場感を表現している。
ほかに、チョン・ジェヨン(「トンマッコルへようこそ」)、ユ・ヘジン(「王の男」)、ユ・ジュンサン(「リターン」)、ユソン(「4人の食卓」)が共演。
「黒く濁る村」は、11月20日から公開。