アンジーが蹴った3D大作、ナタリー・ポートマンも辞退
2010年10月7日 15:06
[映画.com ニュース] アルフォンソ・キュアロン監督(「天国の口、終りの楽園。」「トゥモロー・ワールド」)がメガホンをとる、製作費8000万ドルの3D大作「グラビティ(原題)」の主演に指名されていたナタリー・ポートマンが、辞退したことが分かった。ポートマンが指名される前には、アンジェリーナ・ジョリーが同じ役を辞退している。
米Deadline Hollywoodによれば、ポートマンは脚本を読み、検討を重ねたうえで出演を断ったという。周回軌道にある望遠鏡を修理する宇宙飛行士たちの物語で、ジョリー、ポートマンがオファーされていたのは、主人公となる宇宙で遭難する女性宇宙飛行士役。ジョリーの企画離脱後、ポートマンのほかサンドラ・ブロック、ナオミ・ワッツ、マリオン・コティヤール、キャリー・マリガン、スカーレット・ヨハンソンらが候補にあがっており、今となっては次に誰が交渉の対象になるのか、ハリウッド中の興味の的となっている。
同作にはロバート・ダウニー・Jr.の出演が決定しているが、「キャスト・アウェイ」(2000)でトム・ハンクスが演じた遭難者同様、映画の大部分は、主人公の女性のみのシーンとなる。2011年1月下旬クランクイン予定。