平井堅、松嶋菜々子版「ゴースト」主題歌でこん身のバラード
2010年9月1日 07:00

[映画.com ニュース] 歌手の平井堅が、松嶋菜々子の主演映画「ゴースト もういちど抱きしめたい」の主題歌に、新曲「アイシテル」を提供することがわかった。平井にとっては、デビュー15周年を記念して2カ月連続で新曲をリリースする第2弾の楽曲で、通算33枚目のシングルとなる。
同作は、デミ・ムーアと故パトリック・スウェイジさんの共演で大ヒットした米映画「ゴースト ニューヨークの幻」(1990)のアジア版という位置づけだ。オリジナル版の主題歌は、ライチャス・ブラザースの「アンチェインド・メロディ」で、爆発的なヒットを記録。アジア版では、“KING OF 映画主題歌”の異名をもつ平井に白羽の矢が立った。
平井はオリジナル版をリアルタイムで見ていたそうで、「大好きな映画『ゴースト』のアジア版ということで、煮えたぎる熱意とこみ上げるプレッシャーのなか、夢中で書き上げた」というこん身の意欲作。そして、「見えなくても、触れられなくても、心に宿った愛は誰にも奪えない。その尊さ、美しさを僕なりに精一杯この楽曲で表現したつもりです」と自信をのぞかせた。

楽曲を聴いた松嶋は、「メロディと歌詞が自然にすっと入ってきて、この映画の世界観にぴったりな曲だと思いました。せつないバラードで本当に素敵な曲なので、皆さんにも早く聞いていただきたいです」と絶賛。デビュー15周年という節目の年の集大成としてつくりあげた壮大なバラードに、期待が高まる。
平井がこれまでに手がけた映画主題歌は、「世界の中心で、愛をさけぶ」の「瞳をとじて」、「愛の流刑地」の「哀歌(エレジー)」、「あの空をおぼえてる」の「いつか離れる日が来ても」、「僕の初恋をキミに捧ぐ」の「僕は君に恋をする」など。うち3曲をプロデュースした亀田誠治が、今回も平井とタッグを組む。
映画は、会社経営者の七海と陶芸の勉強をするために日本に留学しているジュノ(ソン・スンホン)が出会い、恋に落ちるところから始まる。幸せな生活が始まった矢先に、ある事件に巻き込まれた七海が命を落としてしまう。今回は男女逆設定となり、故スウェイジさんが幽霊になってムーアを守ったように、松嶋がスンホンへ大切なことを伝える役回りになる。
「ゴースト もういちど抱きしめたい」は、11月13日から全国で公開。
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