カンニング竹山、ギャラ支払いに安堵の表情
2010年6月12日 14:49
[映画.com ニュース] カンニング竹山が主演する「ねこタクシー」が6月12日、全国19スクリーンで公開。竹山をはじめ、鶴田真由、山下リオ、亀井亨監督が東京・新宿のシネマスクエアとうきゅうで舞台挨拶を行った。
同作は、竹山が主演した同名TVドラマの劇場版。ふがいない毎日を送る40歳のタクシー運転手・間瀬垣(竹山)が、目の前に現れた一匹の野良ネコ“御子神さん”を助手席に乗せた「ねこタクシー」を走らせるヒューマンドラマ。
この日は、隣接する新宿ミラノで北野武監督の最新作「アウトレイジ」の初日舞台挨拶が行われるとあって、竹山も「皆さん、なぜこちらへ……。オレだって気持ちとしては『アウトレイジ』を見に行きたい」と本音丸出し。娘役を務める山下について、「僕のDNAは一切入ってない!」と自虐的に語ったが、司会者の「そうですね」と冷たい反応に「そうですねとは何ですか! 僕だって分かっていますよ」と得意のキレ芸を披露した。
竹山といえば、昨年は主演映画「守護天使」のキャンペーン中に週刊誌で浮気を報じられたり、別の出演映画のギャラが支払われず、裁判になったりとトラブル続き。「今年はスキャンダルがなくてよかった。この映画はギャラが支払われるらしいです」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
舞台挨拶には、もうひとりの主役であるオスの三毛ネコ“御子神さん”も登場。竹山は、「今回の共演で、すっかりネコが好きになりましたね。御子神さんはネコ界の香川照之か西田敏行!」と演技力を絶賛した。また、触るとご利益があるといい「去年9月に出会って以来、馬券が当たるようになった」とご満悦だった。