スティーブン・キング「ダーク・タワー」をロン・ハワード監督が映画化?
2010年5月6日 11:46
[映画.com ニュース] モダンホラーの帝王スティーブン・キングが自らのライフワークと称する大長編「ダーク・タワー」の映画化企画が浮上している。
米デッドライン・ハリウッドによると、「ダ・ヴィンチ・コード」「ビューティフル・マインド」の監督ロン・ハワード、脚本家アキバ・ゴールズマン、製作ブライアン・グレイザーのトリオが、同作の映画化とTVシリーズ化に向けてキングとの交渉に入っているという。
「ダーク・タワー」は、何もかもが奇妙に歪んで荒廃した中間世界を舞台に、主人公の“最後のガンスリンガー”ローランドと仲間たちが暗黒の塔を探し求めて旅をするという全7部構成の壮大なダークファンタジー。かつて「LOST」のクリエイター、J・J・エイブラムスがTVシリーズ化に取り組んでいたが、うまくいかずに断念。現在、映像化権はキングのもとに戻っている。
なお、現時点では映画化に関してふたつの異なる情報が報じられている。デッドライン・ハリウッドが「ロード・オブ・ザ・リング」のような映画3部作+TVシリーズになるとしているのに対し、米ハリウッド・レポーターは、まず1本の映画を公開したのち、続きをTVシリーズとして展開すると報じている。