リュック・ベッソンの新ミューズは人気お天気お姉さん
2010年4月7日 05:00

[映画.com ニュース] リュック・ベッソン監督が自らメガホンをとったアクション・アドベンチャー「アデル ファラオと復活の秘薬」の公開が決定。タイトルロールを演じたベッソン監督の新たなミューズ、ルイーズ・ブルゴワンが4月19日に来日することが分かった。
同作は、ユーモアと優美な帽子がトレードマークの美人ジャーナリスト、アデルが、古代エジプト伝説の秘宝と言われる幻の秘薬を求め、世界を股にかけた冒険を繰り広げる姿を描くもので、ベッソン監督が10年以上前から映画化を企画していた作品だ。
この女性版インディ・ジョーンズともいえるアデル役に抜てきされたブルゴワンは、2006年に仏テレビ局カナル・プリュスの“ミス天気予報”に選ばれた美ぼうの持ち主。毎回趣向を凝らしたファッションと奇抜なパフォーマンスで伝える予報が人気を博し、一躍フランスの国民的人気者になった。すでに何本かの映画に出演しているが、今回が初の大役となり「私の未熟な映画経験にもこだわらず、リュックが信頼してくれて、こんなに豊かな役を任されたことはとても誇らしいことだと思っています」とコメントしている。

ベッソン監督といえば、「レオン」(94)でナタリー・ポートマン、「フィフス・エレメント」(97)でミラ・ジョボビッチを見出したことでも知られるが、ブルゴワンについては「『アメリ』でブレイクする前のオドレイ・トトゥ、『エディット・ピアフ』でブレイクする前のマリオン・コティヤール。次代の絶対的な魅力を持つ女優だ」と絶賛。お天気キャスター時代から注目していたそうで、「全く異なるキャラクターを幅広く演じられるのが彼女の魅力。その器用さは滅多にない才能であり、そこが今回冒険を進める中で“変装”を繰り広げるアデルという役に打ってつけだった」という起用理由を説明した。
新ミューズに選ばれたことで、ブルゴワンの注目度は急上昇。フランス本国では現在、4月14日の全仏公開に合わせて、ELLEやGQといった有名ファッション誌14誌で表紙を飾っているという。ベッソン監督とともに初来日を果たすブルゴワンは、フランス以外でのプロモーションも初体験になる。
「アデル ファラオと復活の秘薬」はアスミック・エース配給で、7月3日から全国で公開。
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