レイチェル・ワイズが「ボンド23」に悪役で出演?
2010年4月6日 11:27
[映画.com ニュース] 「007」シリーズ第23作、通称「ボンド23」に、「ナイロビの蜂」でアカデミー助演女優賞を獲得した英女優レイチェル・ワイズが出演する可能性が出てきた。ボンドガールとしてではなく、悪役だという。
米映画サイトCinema Blendが信頼できる情報筋の話として報じたところによると、ワイズが候補に挙がっている役どころは、現ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグが初登場した「007 カジノ・ロワイヤル」および続編「007 慰めの報酬」の悪役の総元締的存在で、新作でも引き続きボンドを苦しめることになる悪の秘密組織「クォンタム(Quantum)」(「慰めの報酬」の原題は「Quantum of Solace」)の黒幕。
あくまでも噂の域を出ない話ではあるが、ワイズは、クレイグと以前からの友人で、夫婦役で共演したジム・シェリダン監督の新作スリラー「ドリーム・ハウス(原題)」の撮影の際、「まだオファーはないけど、あったら絶対に『007』に出てみたいわ」と語ったそうだ。さらに、「ボンド23」でメガホンをとることになっているサム・メンデス監督は、ワイズと99年から2年ほど交際していた元恋人。メンデス監督は、先頃離婚を発表したケイト・ウィンスレットと結婚中は彼女が嫌がるので遠慮していたが、破局後すぐにワイズに連絡をとって出演を依頼したという。
なお、ボンド役のクレイグとM役のジュディ・デンチ以外のキャストはいずれも正式には発表されていないが、先日、「ボンド23」のボンドガールに「スラムドッグ$ミリオネア」のインド人女優フリーダ・ピントが決定したと報じられた。