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「スーパーマン」シリーズの未来は?次期監督候補が現状を語る

2009年11月25日 11:33

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興行的に振るわなかった 「スーパーマン・リターンズ」
興行的に振るわなかった 「スーパーマン・リターンズ」
Photo:Splash/AFLO

[映画.com ニュース] 本来なら来年クランクイン、2011年夏の公開が予定される「スーパーマン」シリーズ最新作「Superman: The Man of Steel(仮題)」。正式な発表がないまま噂ばかりが先行している同作だが、今年8月に監督最有力候補として噂されたジェームズ・マクティーグ(「ニンジャ・アサシン」)が、米MTVとのインタビューで現在の状況を明かした。

同作は当初、前作「スーパーマン・リターンズ」(06/ブライアン・シンガー監督)の続編となるはずだったが、「リターンズ」の興行面での失敗を受けて、ワーナー・ブラザースはスタッフ・キャストを一新して再度シリーズをリブートするのではないかと言われていた。実際、今年7月には、前作でスーパーマンを演じたブランドン・ラウスが、ワーナーとの契約が更新されずに終了したことを明かしている。

そんななか、ウォシャウスキー兄弟の「マトリックス」シリーズで助監督を務め、「Vフォー・ヴェンデッタ」で監督デビューを果たしたマクティーグの名前が急浮上。その時点では、マクティーグは噂を肯定も否定もしなかったものの、仮定の話として「もし自分が監督するならきわめてダークな作品にするつもりだ」と語り、注目を集めた。

しかし最近になって、ワーナーと提携して同シリーズを手がけるDCエンターテインメントのダイアン・ネルソン社長が、「現時点では、『スーパーマン』に関するプランは何もない」とコメント。MTVとのインタビューでそのことを聞かれたマクティーグ監督も、「ワーナーは次の動きを考えているようだ。『スーパーマン』に関しては出来ることと出来ないことがあって、それを見極める必要があるが、それで今は動きが停滞している」と話した。ワーナーが発表した最新の2011年公開予定ラインナップにも、「スーパーマン」は入っていないという。

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