ゴー・シネマ坂上専務「クリエイターにとって駆け込み寺でありたい」
2009年9月17日 12:00

[映画.com ニュース] ゴー・シネマの2009年から2010年にかけてのラインナップが、邦画中心に9本の構成でバラエティに富んでいる。成海璃子と北乃きいのダブル主演作「武士道シックスティーン」や、深作健太監督がシリーズ初の3D作品として手がける「完全なる飼育/メイド、for you(仮題)」、高良健吾と谷村美月が兄妹を演じる「おにいちゃんのハナビ」など注目作が並ぶ充実ぶりだ。
同社は昨年、年間興行収入4.5億円を記録。今後は、今年4月~10年3月で5億円、10年4月~11年3月で15億円の興収を目指している。そんななかで発表されたラインナップからは、洋画興行の不振が顕著にうかがえる。洋画の配給事業が中心だったワイズポリシーとムービーアイ・エンタテインメントの倒産という業界を震撼させた現実が浮き彫りになったといえる。
日本ヘラルド映画時代に多くのヒット作を世に輩出してきた坂上直行専務取締役は、「昔と違って洋画を買い付けても、費用対効果がよくない。パッケージビジネスにしても、セルの数字があがらないから、映画を買ったり作ったりするときのリスクヘッジにならなくなってきた」と話す。それでも、「洋画を手がけてきた人間として、1人の映画ファンとして、可能ならばラインナップに洋画を入れたいんですよ」と本音を明かした。

同社は現在、配給のみの事業体系で製作は手がけていない。坂上専務は、「作り手ばかりに苦労を強いるのではなく、自分も同じ船に乗らないと本当の意味での会話は交わせないんじゃないかな。どういう方法になるか分からないけれど、いずれはそういう方向性を考えていきたい」と真摯に話した。さらに、「ゴー・シネマは駆け込み寺ってよく言われる(笑)。企画段階から話を持ち込んでもらえるのならば、それで結構じゃないかな。クリエイターを応援できる会社でありたいんですよ」と思いを語った。
同社のそのほかのラインナップは、布施明が執筆した童話を原作にした「手のひらの幸せ」(加藤雄大監督、浅利陽介、河合龍之介主演)、「Dear Heart/震えて眠れ」(井坂聡監督、高島礼子主演)、「さよなら夏休み」(小林要監督、緒形直人主演)など。さらに10月までに3本、2010年前半に2本のクランクインが決まっているという。昨年「闇の子供たち」で邦画の実力を知らしめた“駆け込み寺”が、次に何を仕掛けるのか目が離せない。
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