闇の子供たち

劇場公開日:2008年8月2日

闇の子供たち

解説・あらすじ

「血と骨」「タクシー狂躁曲」などで知られる梁石日の同名長編小説を「KT」「亡国のイージス」「魂萌え!」の阪本順治監督が映画化。タイの裏社会で行われている幼児売春、人身売買、臓器密売の実態と、その闇に迫る新聞記者(江口洋介)、NGO職員(宮崎あおい)、フリーカメラマン(妻夫木聡)の奮闘がサスペンスフルに描かれる。共演は佐藤浩市、豊原功補、塩見三省、鈴木砂羽ら。

2008年製作/138分/R/日本
配給:ゴー・シネマ
劇場公開日:2008年8月2日

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(C)2008 映画「闇の子供たち」製作委員会

映画レビュー

3.0これ以上の現実

2025年6月29日
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りか

3.0需要がある限り無くならない闇

2025年2月3日
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悲しい

今自分達が衣食住整い社会制度が整った国にいて、一概にこの国や闇の人を非難する事は出来ないと思う。
子供の人身売買や売春など、昔日本が貧しく食べるのもやっとの貧富の差があった時代も似たような事が行われていた。
教育や社会制度が整わない、子供を売るしか手立てのない貧困問題。
需要があるから供給がある、子供達を犠牲にしてまで得たい大人達の私利私欲が虚しく、悲しみを感じます。
タイの女性達の就労支援に貢献するNPOへ募金をした事もありますが、需要する大人がいる限り、この様な現実がいつまでも無くならない事に無力感を感じます。

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wataridori

3.5裏社会

2024年12月27日
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鑑賞方法:その他

怖い

梁石日さんの作品ということで、鑑賞をました。
児童買春や臓器売買に焦点を当てているので、表向きの観光地としてのタイとの間に、どこかずれを感じます。でも、東南アジアに少女を買いに行く日本人男性は、今も普通にいたりして。児童買春がどのように行われているかなんて、この映画を観るまで想像もつきませんでした。
社会のどこかで、現実として、おぞましい事件が起きていることを、教えてくれる映画。

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みかん

3.5梁石日さんを偲んで

2024年7月2日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

作家の梁石日さん
2024年6月29日東京都の病院にて87歳で他界
恐ろしい反日在日朝鮮人の代表格
彼の主義主張には一理あるものの全体的にはとてもじゃないが共感できるものではない
危険思想を拗らせてテロリストにならなかったことだけは褒めたい
表現者としてテロリストだったかもしれないが僕的にはそれはそれで良い

原作は『月はどっちに出ている』『血と骨』の梁石日
監督と脚本は『どついたるねん』『半世界』『せかいのおきく』の阪本順治

2度目の鑑賞
16年前の作品

タイを愚弄するな

タイの首都バンコクの正式名称
クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット
日本語訳
天使の都 雄大な都城 帝釈天の不壊の宝玉 帝釈天の戦争なき平和な都 偉大にして最高の土地 九種の宝玉の如き心楽しき都 数々の大王宮に富み 神が権化して住みたもう 帝釈天が建築神ヴィシュカルマをして造り終えられし都

粗筋
タイの片田舎の子供たちが貧しい親から売り飛ばされバンコクで臓器移植や売春を強制され最後はゴミとして捨てられる状況を日本のジャーナリストが取材する話

事実に基づいた映画として公開されたがタイ人の国民感情を大きく傷つけた問題作
そののち激しい抗議を受け謳い文句は取り下げてフィクション作品に変更した曰くつき作品
原作者も含め裏付けできる取材が甘かったのではないか
日本のリベラルの正義感がとうとうタイ人にまで迷惑をかけた
いい意味でも悪い意味でも純粋なためかレビュアーの多くがタイの事実として勘違いしてる
多くの現地の人々が参加しているがジャパンマネーで反論を捩じ伏せたのだろう
タイのイメージはこの映画のせいでガタ落ちでそれだけでもとても罪深い
タイ側としてはタイの観光につながる楽しい映画を作ってくれると期待しただろうに日本人としてたいへん申し訳ない
民衆は事実よりも自分の思想にとって都合が良いイメージを信じたいものだがそれが罷り通ってはいけない
立場として直接関係ないがあらためて謝罪したい気持ちだ
問題なのはいまだにこれを真実だと思い込むレビュアーと制作者側がでっちあげだと認めたのに関わらず今もなお撤回することなくこの作品をタイの現実だと宣伝する媒体が存在する事実
それはどんなグロ画像より悍ましい
内容が内容だけに当然のことながら『闇の子供たち』はタイでは上映されることなく上映禁止のまま
監督はグロいシーンはカットしてタイでの上映を目指しているらしいが根本的問題が理解できないようだ←アホか
世の中にこんな酷いことはないとは言わないがだからと言ってタイを巻き込んでいいことにならない
日本のリベラルには中華人民共和国や大韓民国に対する配慮と同様な態度を他外国にも示して欲しいものだ

「あると思います」それならお前らには何ができるんだ
タイを見下して終わりだろう
韓国人を見下すネトウヨと同じじゃないか

1番の見どころは宮﨑あおいの迫力ある演技力
この映画で可愛いだけは卒業した宮﨑あおい

パヨク映画だろうと捏造映画だろうとフィクションだというならサスペンスとしてまずまずの評価は与えたい
ある意味において駄作だが客観的視点でいえば駄作ではない
タイ王国には悪いが傑作という評価には真っ向から反論できない
せめてタイではなく某国として架空の国として取り上げて欲しかった
リアルを追求するあまり多数の人々に多大なる迷惑をかけてまで出鱈目なことをしてそれが許されることでない
僕は音羽恵子に負けないくらい怒りに燃えている

配役
日本新聞社バンコク支局の記者の南部浩行に江口洋介
NGOメンバーの音羽恵子に宮崎あおい
フリーカメラマンの与田博明に妻夫木聡
日本の商事会社の課長で心臓病を患う息子ツバサのためにタイで違法な移植手術を求める梶川克仁に佐藤浩市
資産家の娘で手術費用を工面した克仁の妻でツバサの母親の梶川みね子に鈴木砂羽
違法な移植手術の情報を日本新聞社バンコク支局にタレこんだフリージャーナリストの清水哲夫に豊原功補
日本新聞社バンコク支局長の土方正巳に塩見三省
タイで梶川に移植手術のセッティングするコーディネーターの大山に外波山文明
タイで子供を回春して逮捕される売春宿の客の矢田に三浦誠己

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野川新栄