パク・チャヌク監督、ウェストレイク原作の仏コミックを映画化
2009年9月11日 12:00

[映画.com ニュース] 「オールド・ボーイ」「親切なクムジャさん」で知られる韓国のパク・チャヌク監督が、親友であるポン・ジュノ監督(「殺人の追憶」「グエムル/漢江の怪物」)のプロデュースのもと、SFフレンチコミック「Le Transperceneige」(“雪国列車”の意)を映画化するプランを持っているようだ。2011年か2012年の公開を目指すという。
韓国スター・ニュースによれば、ジャン=マルク・ロシェット&ジャック・ローブが手がける同コミックは、パク監督が好みそうなハードボイルド・ノワールで、ストーリーは犯罪小説の名手ドナルド・E・ウェストレイクの「斧」が原案。リストラされた平凡なビジネスマンが、再就職を楽にするため同業者6人を次々と殺害し、“殺人者”としての本性を目覚めさせていくというコメディー・タッチのミステリーだ。05年には世界的な巨匠コスタ=ガブラス監督が「Le couperage」(“斧”の意)の題で映画化している。
ウェストレイクは「グリフターズ/詐欺師たち」(91)の脚本家。リー・マービン主演の「殺しの分け前/ポイント・ブランク」(67)やメル・ギブソン主演の「ペイバック」(99)の原作者としても有名で、両作とも代表作「悪党パーカー/人狩り」が原作になっている。
プロデュースに回ったポン監督の3年ぶりとなる新作は、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で話題を集めた、母と無垢な息子の絆を描くミステリー映画「母なる証明」。10月下旬にも日本で公開されるが、ウォンビンの5年ぶりの復帰作であり、韓国では今年最高のヒットを記録している作品だ。
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